ストア派

エピクテトス エピクテトス（Epiktetos4）55頃ｰ135頃は、ギリシア人奴隷出身のストア派哲学者である。ネロの側近に仕えた。ストア哲学者ムソニウス･ルフスに学んだ。解放されて以降は、ローマで哲学の教師として活躍する。86年には...

キケロ キケロ（Cicero）（前106ｰ前43）は、政治家・散文家・雄弁家である。主著は、『国家論』、『法律について』、『義務について』である。ローマ東南部の100キロほどの田舎町アルピヌスの出身であった。騎士出身で政治家としてカエ...

ストア派 ストア派は、紀元前3世紀前半、哲学者ゼノンに始まるヘレニズム哲学の一派である。禁欲主義を唱え、禁欲による幸福を追求し、情念に流されず自らの理性に従って生きることの大切さを説いた。また、人類は理性によって結びつくものであるとし...

自然法 natural law 自然法とは、時間や場所をこえて、人類に普遍的に妥当する永久的な法である。歴史的・人為的に制定された実定法とは異なる。自然法における「自然」とは、「人為」に対して、人間の生まれながらの自然な本性に基づくと...

ロゴス　logos 言葉・定義・命題・論 ロゴスは、言葉、論理、理性、理論的説明、定義、命題などをあらわすギリシア語。ミュトス(神話)による世界の説明が確かめられないことに対して、ロゴス(理性)は物事を論理によって考え、真理を論証する...