工学

軸受|軸を支えて滑らかな運動にする

軸受(ベアリング・bearing) 軸受は、回転運動や往復運動する軸を支え、正確になめらかに運動させ続ける働きを持たせる機械要素である。機械の中で部品が運動する中で、運動のムラ、騒音、振動、焼付き、軸の破損などを防ぐ役割を持つ。回転部...
工学

軸受形式と精度等級

補助記号 軸受形式と精度等級は下記の通りである。 軸受形式と精度等級(JIS) 軸受形式 精度等級(粗←→精) 深溝玉軸受 0級 6級 5級 4級 ...
工学

軸継手|軸と軸を継いで動力・運動エネルギーを伝えることができる

軸継手 軸継手は、ふたつの軸をつなぎ回転運動を伝える機械要素で、軸が長い場合や、ふたつの軸心にずれがある場合に、軸と軸を継いで動力・運動エネルギーを伝える。また、軸継手は、機械の運転中に2軸を一体化したまま用いる永久継手と機械の運転中...
工学

軸の伝達動力|その軸が許容する動力について

軸の伝達動力 軸はモータや歯車などの回転を伝える機械要素である。そのため、軸の伝達動力を把握し、どの程度の動力を伝達できるかが重要な要素となる。 軸の動力 軸の伝達動力は下記で表す。 ...
工学

回転軸|回転運動を伝える軸

回転軸 回転軸とは、回転する軸で、運動やトルクの伝達を行う機械要素である。 回転軸の三要素 回転軸の三要素は、軸径・軸高さ・軸端の形状寸法の3つである。それぞれJISなど規格化されているため...
工学

筒型継手

筒型継手 筒型継手とは、2軸端を突き合わせ、接合部分を筒型のボスで篏合(かんごう)して、その両端からキーを打ち込んで固定し、回転を伝達するもので、多くの小軸に用いられる。安全をとるため、板金などでキー頭を小ねじで取り付け危険を防いで用...
工学

軸|動力を伝える機械要素

軸 shaft 軸(shaft)とは、回転と動力を伝えるための機械要素である。またキーや軸継手、歯車やプーリ、スプロケットなどによって、軸と回転部品や軸と軸をつなぐことができる。軸はシャフト(shaft)とも呼ばれるが、車軸のように曲...
工学

セーラス式円すい継手

セーラス式円すい継手 セーラス式円すい継手とは、二重の筒で軸を抱き、内筒を外筒円すい内面に対して3個のボルトで締める継手である。 セーラス式円すい継手
工学

動力伝達要素|軸、カム、歯車などの機械要素

動力伝達要素 動力伝達要素とは、軸やカム、歯車に代表される、モータやエンジンなどの動力や運動を、より強く、より速く、より効率的に部品から部品へ伝える機械要素である。歯車やカムは、回転軸に取付けることで、回転の向き、回転方向、回転速度を...
工学

スプライン

スプライン スプラインは、軸線と平行にして等間隔に多数の溝(6~60本)を削り出した軸で、ハブの穴の歯溝にかみあわせてトルクを伝達する機械要素である。スプラインはめあいと呼ばれる、多数の歯がかみあっている構造となっており、力がそれぞれ...
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