工学 軸受と摩擦熱との関係
軸受と摩擦熱との関係
軸受に接触面で回転や摺動があると、接触面で摩擦熱が起こる。このときに潤滑が悪いと焼付や破損につながる。機械の運営の際に潤滑が甘いことは十分にあり得るため、許容限界内に抑える必要がある。
単位時間...
軸受
工学 
工学 ジャーナル｜ラジアル荷重がかかる軸受
ジャーナル
ジャーナルとは、軸が軸受に支えられている部分をいう。軸受には回転運動や摺動を行うため、軸には相応の負担がかかることになる。そのため、潤滑油、軸の強度や十分な軸径は重要な要因である。
ラジアル荷重
ジ...
工学 軸受の消耗動力
軸受の消耗動力
軸受の消耗動力は下記の通りで計算できる。
EXCELで計算する。
薄いオレンジのところに数字を入力すると、軸受の消耗動力が計算できます。
工学 転がり軸受の定格寿命
転がり軸受の定格寿命
転がり軸受における定格寿命（Ln）とは、安全に回転できる総回転数や一定回転速度における総運転時間を表したものである。同一運転条件で使用される同一呼び番号の軸受を個々に使用したとき、90％の軸受が繰り返し応力による...
工学 転がり軸受の選定
転がり軸受の選定
転がり軸受の選定はメーカーのカタログから寸法や形状、基本定格荷重や許容回転数などが適した軸受を選定する。また転がり軸受の分類は呼び番号を基準に分類されている。
呼び番号
呼び番号は、軸受につけ...
工学 針状ころ軸受｜剛性に優れ、慣性力が小さい小型・高性能軸受
針状ころ軸受（ニードルベアリング）
針状ころ軸受は、ニードルベアリングといい、長い針状のころをもつ軸受である。深溝玉軸受に比べて外径が小さいため、小さいスペースで負荷容量と剛性が大きく、慣性力が小さい。機械の小型化や軽量化に役立つ...
工学 円すいころ軸受｜円すい形のころを用いた重荷重向けの軸受
円すいころ軸受
円すいころ軸受は、転動体として円すい形のころを用いた軸受である。ころになっているため、玉軸受よりも重荷重を受けることができる。基本は垂直方向のラジアル荷重に耐えるようにできているが、スラスト荷重にも受けることもできる。...
工学 スラスト玉軸受｜スラスト荷重を付加することができる
スラスト玉軸受
スラスト玉軸受は、スラスト荷重を付加することができる軸受である。上下一体組の軌道盤と保持器つき鋼球の3つが分離する構造になっている。横方向のスラスト荷重のみしか負荷できないので、大きな荷重を支えることを目的として使われ...
工学 アンギュラ玉軸受
アンギュラ玉軸受
アンギュラ玉軸受とは、玉と内輪・外輪とが接触角を持っている軸受で、ラジアル荷重と一方向のスラスト荷重に対応している。
接触角
接触角により15°、30°、40°、な...
工学 深溝玉軸受｜もっとも使われている玉軸受
深溝玉軸受
深溝玉軸受とは、もっともオーソドックスなころがり軸受で、転動体としての玉を外輪と内輪で挟む構造となっている。鋼球天道面の溝が深く鋼球はリテナーによって保持され、内輪・外輪ともに分離しない構造となっている。溝が深いことから、...