熱力学

工学

ギブスの式

ギブスの式 ギブスの式は、閉じた系に対しての、エントロピーの定義式と熱力学第一法則の式から導かれる熱力学の重要な式である。 エントロピーの定義式 熱力学第一法則 ...
工学

エントロピー増加の法則

エントロピー増加の法則 自然界では、常にエントロピーは常に増加し続けるが、これをエントロピー増加の法則という。 可逆サイクルと不可逆サイクル 熱力学において、理想気体を前提として考えるとき、可逆...
工学

カルノーサイクルのエントロピー

カルノーサイクルのエントロピー カルノーサイクルは断熱過程と膨張過程を繰り返す、もっとも効率のいい熱機関であるが、エントロピーは、カルノーがカルノーサイクルを考える過程によって最初に定義づけられた。 ...
工学

エントロピー|乱雑さの度合い

エントロピー entropy エントロピーとは、en と「変化」を意味するギリシア語の tropy を合わせた言葉で、分子の乱雑さを示している。熱力学では、加えられる熱量に対して、そのときの温度Tで割ったものと定義される。単位。ドイツ...
工学

熱力学第二法則|すべてを仕事に置き換えることはできない

熱力学第二法則 the second law of thermodynamics 熱力学第二法則とは、熱は仕事に変換できるが、いかなる熱機関も仕事に変換するときに仕事の一部の損失がともなうという法則である。すべての熱を仕事に変換するこ...
工学

カルノーサイクル|カルノーが考案した熱機関サイクル

カルノーサイクル Carnot cycle カルノーサイクルとは、フランスのカルノー(Nicolas Leonard Sadi Carnot)によって考案された、高温熱源から熱エネルギーを得て、その一部から仕事を行い、残りの熱を低温熱...
工学

ダルトンの法則|理想気体の独立性

ダルトンの法則 ダルトンの法則は、二つ以上の理想気体を混合したとき、混合前の圧力と今混合後の圧力の和が等しくなるという法則である。お互いに反応しない数種類の理想気体を混合したときに成立し、お互いに独立性を持っていることを示している。 ...
工学

比熱|熱の伝わりやすさ

比熱 比熱とは熱の伝わりやすさで、温度を1℃(K)あげるのに必要な熱量のことをいい、体積が一定のものが定容比熱、圧力が一定のものが定圧比熱という。現実では、体積・圧力ともに異なるため、理想気体を想定して考察されている。また、定圧比熱と...
工学

理想気体|気体の性質を理想化したもの

理想気体 ideal gas 理想気体(完全ガス)とは実在気体の性質を理想化したもので、実際には存在しない理論モデルである。衝突以外の相互作用がなく、自由に運動する質点として考える気体である。空気、水素、ヘリウム、メタンガスなどは理想...
工学

ボイル・シャルルの法則

ボイル・シャルルの法則 ボイル・シャルルの法則とは、ボイルの法則とシャルルの法則を合わせたもので、一定の温度の下で気体の体積は圧力に反比例し、温度に比例する関係にある、というものである。理想気体の状態で考えられる。 ...
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