機械設計

工学

位置度|位置を規定した幾何公差

位置度 位置度(Position)とは、位置を規定した幾何公差でもっとも頻度が高い位置公差の一つである。JISでは、データムまたはほかの形体に関連して定められた理論的に正確な位置からの点、直線形体または平面形体の狂いの大きさと規定され...
工学

中間ばめ|JIS,はめあい,機械設計

中問ばめ 中間ばめとは、組み立てた穴と軸の間に、実寸法によってすきま、または、しめしろのどちらかができるはめあいである。穴と軸の公差域が全体または部分的に重なり合う。その他、はめあいには、すきまができるすきまばめがある。
工学

しまりばめ|JIS,機械設計,製図

しまりばめ しまりばめとは、穴と軸を組み立てたときに、常にしめしろができるはめあいである。すなわち、穴の最人寸法が軸の最小寸法よりも小さいものである。その他、必ず、すきまができるはめあいをすきまばめ、すきまあるいはしめしろができるはめ...
工学

寸法公差|最大許容寸法と最小許容寸法との差

寸法公差 寸法公差とは、基準寸法に対応する最大許容寸法と最小許容寸法との差であり、サイズを規定している。は、正負の符号をもたない絶対値で表現される。寸法はノギスやマイクロメータで測定されるが、加工者は、それぞれに測定誤差があることも注...
工学

普通公差|寸法公差とそのばらつき

普通公差 普通公差とは、設計や加工の際、狙いの寸法に対して、個別に許容差を設けるのではなく、一定の公差を決めることをいう。普通公差で決められている寸法のばらつきの中で加工や組立が行われ、なにも指定しなくても普通公差の範囲の中で物が仕上...
工学

特殊指定線

特殊指定線 特殊指定線は、特殊な加工(焼入れ、ペンキ塗り、めっきなど)を施す部分など特別な要求事項を適用すべき範囲を表すのに用いる。図示の方法は、外形線に平行にわずかに離して引いた太い一点鎖線を描く。 特殊指定線の例 ...
工学

曲線の製図|機械設計

曲線の製図 製図において、曲線の寸法は、円弧の半径とその中心、または円弧の接線の位置で表す。たとえば芸術作品のような複雑なのは不向きであり、製図でできないことは加工も困難である。 座標寸法の記入例 円弧...
工学

面取り|面取りの理由と製図

面取り 面取りとは、面と面との交わりの“角”を取り去る加工をいう。角の直角を取り除くことでバリ取り、部品同士の干渉トラブル予防、組立向上、欠損の原因、怪我予防などを目的とする。英語では日本では主にC面といい、C2であれば、面取り深さ2...
工学

厚さの製図(t)|厚さ寸法の指示

厚さの製図(t) 厚さ寸法を指示するとき、特に図形が必要のない場合、厚さを示す記号tを使って厚さを指示する。 厚さの製図方法 厚さは寸法線を使って寸法を表現するが、「t=数字」と記入することで厚...
工学

球の直径や半径の製図

球の直径や半径の製図(Sφ,SR) 球を製図するとき、その直径または半径の寸法は、その寸法数値の前に球を意味するSφ、SRを記入して表す。球の半径の寸法が、他の寸法から類推できる場合は(SR)と指示する。
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