橋梁

工学

SS540|高強度で多用途な一般構造用鋼材

SS540 SS540は、JIS規格(JIS G 3101)で定められた一般構造用圧延鋼材のひとつである。主に土木・建築分野や産業機械のフレームなど、大きな荷重を支える構造物に広く用いられてきた。引張強度と降伏点が高めに設定されている...
土木

プレストレストコンクリート|圧縮力を利用し高い強度を実現するコンクリート

プレストレストコンクリート プレストレストコンクリートとは、コンクリート内部にあらかじめ圧縮力を加えることで、ひび割れやたわみを抑制し、高い強度や耐久性を得る技術である。従来の鉄筋コンクリートでは対応が難しい長スパンの橋梁や高層建築などに...
土木

ランプウェイ|高低差を解消するための傾斜路

ランプウェイ ランプウェイとは、高低差のある場所をスムーズにつなぐために設置される傾斜路を指すものである。道路や高速インターチェンジ、橋梁の取り付け部などにおいて車両や歩行者が安全に移動できるよう、勾配や曲率半径などの設計が考慮される...
土木

免震支承|地震エネルギーを低減する支承装置

免震支承 免震支承とは、建物や橋梁などの構造物において地震動のエネルギーを低減し、上部構造への揺れの伝達を緩和するために用いられる特殊な支承装置である。上下の構造体との間に設置することで、強い地震の際にも安全性と快適性を確保しやすくなる点...
建築

吹き上げ荷重|建築物や構造物に上方向の風圧が作用する現象

吹き上げ荷重 吹き上げ荷重とは、建築物や構造物の表面に風が当たることで、下方向ではなく上方向に作用する力のことである。一般的な風圧荷重と異なり、屋根や庇などの水平面や斜めに設置された外装面などで特に大きくなりやすい点が特徴と言える。強...
土木

トラス構造|建築や土木で広く活用される高強度かつ軽量な骨組み

トラス構造 トラス構造とは、複数の直線状部材を三角形などの形に組み上げることで、大きな荷重に対して軽量かつ高い強度を発揮できる構造形式である。橋梁や屋根架構、鉄塔など多様な建築物や土木施設に採用され、部材同士を効率よく連結することで曲げモ...
土木

スパン|建築物の支点間距離の重要な設計要素

スパン スパンとは、建築や土木の分野において、構造物の支点間の距離を指す用語である。一般的に、梁(はり)や橋などの構造要素が、どの程度の長さを持って支持点から支持点までを覆うかを表す。スパンの長さは、建築物の設計において非常に重要な要...
土木

耐候性鋼|耐食性に優れ、メンテナンスコストを削減する鋼材

耐候性鋼 耐候性鋼とは、腐食に対して高い耐性を持つ鋼材であり、主に屋外の構造物や橋梁、建築物の外装などに利用される。耐候性鋼は、特定の合金元素を添加することで、表面に安定した酸化被膜を形成し、その被膜が内部の腐食を防ぐ役割を果たす。この特...
工学

エレクトロスラグ溶接|大厚板の効率的溶接法として重用

エレクトロスラグ溶接 エレクトロスラグ溶接(Electroslag Welding) とは、厚肉鋼板を効率的に接合するために用いられる溶接技術である。溶融したスラグによって熱源を安定させ、高速かつ深い溶け込みを実現する点が特徴的である。高...
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