木工

建築

中板目|木取りによる意匠と安定性を両立

中板目中板目とは、木材の製材方法によって得られる板目と柾目の中間的な木取りであり、木目が比較的安定しながらも独特の表情をもつ点が特徴的である。住宅建築や家具、内装材など幅広い分野で用いられ、素材の風合いや強度特性を両立させる選択肢として注目...
工学

両刃のこぎり|縦横切断を一本でこなす万能の鋸

両刃のこぎり両刃のこぎりは、片側に横挽き用、反対側に縦挽き用の歯を備えた手鋸であり、木材の繊維方向に応じて効率的に切断できる汎用工具である。日本型の両刃鋸は薄い鋼板に微細なアサリを付け、引き切りを基本とするため、押し切りを主とする西洋鋸に比...
建築

チーク材|高耐久で美しい木材

チーク材チーク材とは、東南アジアなど熱帯地域に生育するクマツヅラ科の高級木材である。家具や船舶、床材など多用途で使われるほか、独特の金褐色や含油量の高さによって高い耐久性と防水性を兼ね備えている点が特筆される。さらに、その重厚でありながら落...
工学

曲尺|直角確認と寸法精度を支える基準具

曲尺曲尺(かねじゃく)は、L字形の直角定規であり、木工・金属加工・建築の墨付けや直角検査、寸法移しに用いる基本測定具である。日本では差し金(さしがね)とも呼ばれ、長手と短手の2本の腕から成り、内角は高い精度で90°に仕上げられる。目盛はmm...
工学

チョークライン|長距離直線を素早く正確に墨付け

チョークラインチョークライン(chalk line)は、粉体を含ませた糸を弾いて直線の基準線を素早く描くための手工具である。木造・内装・屋根・タイル・石膏ボード・コンクリート型枠など、広い面に長い直線を一発で転写できることが最大の利点で、墨...
工学

Fクランプ|広開口と長レールで強力固定を実現

FクランプFクランプは、スライドする可動アームと固定アームがバーに取り付く形で「F」字状の外観をもつ締結工具である。ねじ式スピンドルの回転トルクを軸方向の締付力に変換し、木工・金属加工・樹脂成形の仮止め、接着、溶接の歪取り、加工物の固定など...
工学

やすり(平)|平面の整形と仕上げに用いる工具

やすり(平)やすり(平)は断面が矩形で、広い平面や直線エッジの整形・仕上げを主用途とする金工作業用の手工具である。鋼材や非鉄金属の寸法合わせ、直角出し、面取り、バリ取り、仕上げ粗さの改善などに用いられ、切削は押し行程で行うのが基本である。木...
工学

DIY|自ら手を動かし創造する暮らしの楽しみ

DIYDIYとは、自らの手で住まいや家具、日用品などを製作・修繕する手段を指す言葉である。専門業者に任せずに自分で作業を行う点が特徴であり、趣味やスキルアップの目的で取り組む人が増えている。市販の工具や材料の入手が容易になったことで、住宅の...
建築

欄間|和室を彩る伝統的な開口装飾

欄間欄間とは、日本の伝統的な建築において天井近くの鴨居や長押(なげし)の上部に設けられる装飾的かつ機能的な開口部である。通常、通風や採光を促しつつ空間を仕切る役割を担い、和室や社寺建築に多く見受けられる特徴的な要素となっている。本稿では欄間...
工学

二つ割り|多様な分野で活用される切断技術と文化

二つ割り二つ割りとは、物を文字どおり二等分する技術や手法の総称である。対象となる素材は木材や果物、石など多岐にわたり、手作業で単純に切り分ける場合から、専用工具や機械を用いて正確に切断する場合まで、そのバリエーションは豊富である。工芸や大工...