帰納法

哲学

イドラ|ベーコン,臆見

イドラ idola イドラとは、物事を正しく認識することを妨げる偏見や先入観をいい、ベーコンの言葉である。もともとはラテン語で偶像・幻影を意味する。人間が正しい認識に到達するためにはイドラにとらわれること無く、経験に基づいた普遍的・...
哲学

『ノヴム=オルガヌム(新機関)』ベーコン

『ノヴム=オルガヌム(新機関)』 『ノヴム=オルガヌム(新機関)』は、べーコンの主著で、1620年の刊行された。古代のアリストテレスの論理学『オルガノン』に対して、新しい学問研究の方法論として提示することを意図している。第1巻ではイド...
哲学

演繹法

演繹法 deductive method 演繹法とは、普遍的・客観的な原理から理性的な推論によって特殊な真理を導く推論方法。前提から論理的な筋道を立てて結論を推理すること。これに対し、具体的な事例からから推論をする方法を帰納法という。...
哲学

問答法|ソクラテス,対話

問答法 dialektike 問答法とは、相手と共同で問いと答えを繰り返しながら、相手に無知を自覚させて、それを出発点に真の知恵を発見させようとするソクラテスの真理の探究方法。ソクラテスは、相手の答えと矛盾事例をあげてその論拠をつきく...
人文科学

フランシス・ベーコン|哲学と科学的方法

フランシス・ベーコン 1561~1626 フランシス・ベーコンはイギリス経験論の父と呼ばれる。『学問の進歩』、『ノヴム・オルガヌム(新機関)』、『ニュー=アトランティス』。フランシス・ベーコンは経験、すなわち、観測的・実験的な自然探...
人文科学

帰納法|ベーコン,近代科学

帰納法 inductive method 帰納法とは、実験・観察に基づいた知識を得るための思考方法である。多くの事例を収集し、そこから一般法則や原理を導く推論法であり、一般的原理から個別的な結論を引き出す演繹法とは対になる。帰納法の事...
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