世界史

建業|江南に築かれた三国・東晋の都

建業建業は中国江南に位置する古都で、後漢末から三国時代の東呉、さらに東晋・南朝へと継承され、六朝期の政治・軍事・経済・文化の中心であった。現在の南京市域に当たり、長江と秦淮河が合流する水運結節点に築かれたため、内陸水路・海上交通の要衝として...
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三国時代|魏・蜀・呉が覇権を奪い合う三国志

三国時代三国時代とは、後漢の滅亡に伴い、台頭した地方豪族の中で、それらをまとめあげた、魏(220~265)、蜀(221~263)、呉(222~280)の三国で覇権を争った時代である。中国各地で民衆の反乱が起こったが、後漢にはそれを平定する力...
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大越国|ベトナム人待望の独立国家,ダイベト

大越国大越国(ダイベト)は、1009年から1225年まで続いたベトナム北部の王国である。季公蘊が建設したことから李氏大越国(李朝)ともいう。首都は昇竜(現ハノイ)。12世紀初めまで盛んで、宋軍を撃退し、チャンパーに3度遠征し、仏教・儒教が発...
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三国志|激動の群雄割拠と魏蜀呉三国の興亡

三国志三国志は、中国後漢末から西晋による統一(280年)に至る政治・軍事・社会の変動を扱う史的枠組みであり、同時に陳寿撰『三国志』という正史書名でもある。一般には魏・蜀・呉の鼎立(天下三分)を中核に、黄巾の乱(184年)や董卓政権、赤壁の戦...
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呉王夫差|越王句践を屈服させたが最後に敗亡

呉王夫差呉王夫差は春秋末期に江南を支配した呉の王で、父は名将として知られる闔閭である。彼は越王勾践との抗争で知られ、紀元前494年の夫椒の戦いで越を屈服させて覇権に近づいたが、やがて越の復讐を受けて滅亡へと向かった。呉の都は姑蘇に置かれ、太...
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呉|三国時代に台頭した孫権の築いた国家,中国史

呉呉(222~280)は、魏や蜀に続く三国の一つで、孫権によって江南に建国された。都は建業。豪族の争いで衰え、4代で晋に滅ぼされた。孫権は、長江下流域に拠っていた豪族の出身で、父や兄の跡を継ぐ形で、長江の地域一帯に強固な基盤をきずいた。22...
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孫権|江東制し呉を興し三国均衡を支える

孫権孫権(字は仲謀、182–252)は、中国の三国時代に江東を統一し、「呉」(東呉)を建てた君主である。兄の孫策の遺業を継ぎ、長江流域の資源動員と水軍力を基盤に政権を拡大し、赤壁の戦いを契機に北方の曹操と対峙、後に即帝して皇帝権を確立した。...
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十国|戦乱と交易が交差する地方王朝史

十国十国とは、唐の崩壊後、華中・華南・四川・河北などに分立した地方政権群を指す呼称である。伝統的には呉・呉越・閩・楚・南漢・前蜀・後蜀・南唐・荊南(南平)・北漢の十政権を指すが、同時期の北方で王朝交代を重ねた五代との相互作用を踏まえ、地域的...