ヒューム

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懐疑主義|哲学,倫理

懐疑主義 scepticism 懐疑主義とは、事物についての真理や事物の真の本性については知ることができず、すべての判断を保留しなければならない。古代ギリシアのピュロン(Pyrrhon)が最初に唱えたとされる。人間が知り得るのは知覚に...
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デイヴィッド・ヒューム|思想と哲学

デイヴィッド・ヒューム  David Hume 1711-1776 ディヴィッド・ヒュームは、イギリス・スコットランドの哲学者である。主著は『人性論』。哲学的懐疑論を唱え、伝統的な因果関係説を否定した。経験論を徹底させ、あらゆる事物の...
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懐疑論|ヒューム,デカルト

懐疑論 skepticism 懐疑論は、主観的で限られた人間の知性によっては、普遍的・絶対的な真理を知ることはできないという考え方。懐疑論はすべてを疑い、疑いうるもののいっさいについて判断を控える。ヘレニズム時代のピュロンが始祖とされ...
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『人性論』 ヒューム

『人性論』 ヒューム 1739年に二巻が、1740年にその三巻が匿名で出版され、当初は注目されることはなかった。「熱心な人々の間にざわめきを引き起こすほど有名にもならず、輪転機から死産した。」 ...
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「知覚の束」ヒューム

知覚の束 ヒューム ヒュームの経験論の本質をなす言葉。客観的実在としての自我を否定し、自我の存在は習慣に基づく単なる主観的な「感じ」であることを表現した。観念の外に実在する物体の存在を否定したバークリーの思想を推し進め、そのバークリー...
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道徳感情(モラルセンス)moral sense

道徳感情(モラル:センスjmoral sense 善悪は、すべての人に生まれつきそなわる道徳感覚・道徳感情によって直接知ることができるという考え方。18世紀のイギリスで,シャフツベリー、ハチソン、ヒューム、アダム=スミスらが道徳感情...
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独断のまどろみ|カント

独断のまどろみ 独断論のまどろみとは、ドイツの哲学者カントがヒュームの哲学を学んで、哲学的な独断から目覚まされた体験を語った『プロレゴーメナ』の中の言葉。ヒュームの因果関係の否定、つまり、当時の科学に何の根拠もないというということは、...
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経験論|ジョン・ロック,ヒューム,ベーコン

経験論 empiricism 経験論とは、人間の知識は、感覚的な経験から生まれるという考え方である。知識の真理性の根拠を経験に求める立場で理性的な推理を重んじる合理論に対立する。フランシス・ベーコンが実験と観察に基づく科学的な真理探究...