工学

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マノメータ|圧力を測定する

マノメータとは、液面の高さをみることで、圧力を測定する装置である。途中にU字管を設けて、測定部の配管を流れる流体よりも密度の高い液体をU字管部に入れることで、内部の液体が測定部位へ流れ込むことを防止できる仕組みになっている。
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混相流|物質の複数の層が混ざり合っている流体

混相流とは、物質の複数の層が混ざり合っている流体のことをいい、気体、液体、固体の2種類以上が同時に存在する流れをいう。その組み合わせから、気液2相流、固気2相流、固液2相流がある。
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渦(流体力学)|自由渦、強制渦、ランキンの組み合わせ、渦度

渦とは、流体がある点のまわりを回転して流れる現象である。代表的な渦のパターンとして自由渦と強制渦、2種類の渦の組み合わせた、ランキン組み合わせ渦がある。
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流線|流れ場の中に引いた曲線で、速度ベクトルの向きに一致

流線とは、流れ場の中に引いた曲線で、その各点における接線が速度ベクトルの向きに一致する線である。流線は定常流や非定常流と異なる。また、それぞれの流線の動きを表したものを流跡線である。
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非定常流 時間とともに変化し続ける流れ

非定常流とは、流体工学の用語で時間とともに変化し続ける流れである。(非定常状態 )(なお、変化しない流れを定常流れという。)振動流と過渡流れとに分けられる。なお、時間とともに変化しない流れを定常流れという。
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定常流 steady flow|一定の流れ

定常流は、流体工学の用語で、流速、圧力、密度などの流れを表す各変数が、時間とともに変化せず一定である流れである。それとは逆に、時間とともに変化し続けいる流れを非定常流という。非定常流であっても、考慮しなくていい場合は定常流れとして考える場合も多い。
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ラグランジュの方法

ラグランジュの方法は、流体の流れを示す方法である。流体を無数の粒子の集まりと考え、各粒子の運動を調べる。時刻0における粒子の初期座標を(a, b, c) とすれば、粒子の位置(x, y, z)は、初期座標 (a, b, c) と 時間tの関数として表す。
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オイラーの運動方程式

オイラーの式は、流れの状態を表す速度 (u , v , w)、圧力Pなどを、座標 (x, y, z)と時間tの関数として表した方法である。流体粒子に加わる力がその質量と加速度の積に等しくなるニュートンの法則より、運動方程式は導かれる。
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流体|流速、圧力、密度、温度etc

流れを表す量として、流速、圧力、密度、温度、内部エネルギー、エンタルピー、エントロピーがある。
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マッハ数

マッハ数Mは、音速 c[m/s] に対する流速Uの比(流速/音速)である。さらに、物体まわりの流れにおいてレイノルズ数と幾何学的形状が一致すれば流れは完全に相似となる。
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