世界史

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疎外|ヘーゲル,マルクス,実存主義が説く不安

疎外 Entfremdung 疎外とは、人間の本質や人間性が、人間から離れてよそよそしく疎遠なものになり、非人間的な状態におちいること。また、人間に属していたものが、人間から離れて独立した権力を持ち、人間を逆に支配する非人間的な状況を...
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北爆(ほくぼく)|ベトナム戦争におけるアメリカ軍の無差別爆撃

北爆 北爆とは、1965年2月に始まった、ベトナム戦争におけるアメリカ軍による北ベトナム爆撃である。はじめは地域限定攻撃であったが、次第に軍事基地だけでなく村や町など無差別爆撃を行うようになり、解放戦線に対抗するため南ベトナムでも北爆...
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北京の春|北京の壁新聞で見られた、一時的な言論の自由

北京の春 北京の春とは、北京の西単に壁新聞が貼られ、学者や市民が自由に毛沢東批判や文革批判をした、一時的に言論の自由が認められた時期である。華国鋒の時代には黙認されていたが、鄧小平が主導権を握ると弾圧されるようになる。(参考:天安門事...
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大躍進政策|毛沢東による愚策と中国全土の飢餓

大躍進政策 大躍進政策は毛沢東によって行われた共産主義政策のひとつでイギリスやアメリカに対抗するために行われたが、現実に即さない乱暴な政策により、農業は破壊され、国民は飢餓に苦しんだ。この責任をとる形で毛沢東は失脚する。大躍進政策のの...
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紅衛兵|青年たちによる文化大革命とその後

紅衛兵 紅衛兵とは毛沢東を熱烈に支持した若者たちで、紅とは、中国語で赤をいい、共産主義・革命を防衛する兵隊を意味する。革命精神を守る兵士として毛沢東を熱烈に崇拝した。毛沢東は若者を原動力として利用し、紅衛兵の暴力(いわゆる文化大革命)...
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文化大革命|毛沢東に利用された悲しき知識人

文化大革命 文化大革命とは、毛沢東と彼を支持する学生たちが起こした共産主義革命である。毛沢東の継続革命論に感化された知識層の学生らは紅衛兵と称して暴力的な革命を試みた。毛沢東に扇動された紅衛兵は毛沢東の政敵である共産党の幹部、役人・教...
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李登輝(りとうき)|台湾の民主化と中台問題,親日派

李登輝 李登輝(1923ー)は第3代の台湾大統領で、台湾の民主化を進めた。1923年に台湾で生まれた李登輝は、日本の植民地時代に日本人としての教育を受けた。鈴木大拙や倉田百三など日本の思想家から大きな影響を受け、また『源氏物語』や『枕...
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暗黒時代|エーゲ文明から古代ギリシアまでの400年,世界史

暗黒時代 暗黒時代はエーゲ文明の滅亡から古代ギリシアにかけた約400年の歴史である。ほとんど史料が残っていないため、暗黒時代とよばれている。以前は古代ギリシアが生まれるまで、エーゲ海周辺は人類に未開の地として人々は思っていたが、エーゲ...
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新人|ホモサピエンス,芸術と物語が始まる

新人(ホモ=サピエンス)Homo sapiens 新人(ホモ=サピエンス)とは、更新世末期(約4万~1万年前)に出現した化石人類である。現代人と同種に属する。精巧な打製石器・骨角器を使用し、狩猟・漁労が発達した。特にこの頃から芸術が生...
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コスモポリタニズム(世界市民主義)|世界に住んでいるのだ

コスモポリタニズム(世界市民主義) コスモポリタニズムは、世界市民主義と訳され、これまで人類の垣根となっていた民族、国家、宗教を乗り越え、それを人類で共有し、すべての人間が世界というひとつの市民として共存共栄しよう、という考え方、思想...