2026年衆議院選挙 徳島県 第1区-第2区|四国の要衝、徳島2選挙区の最新情勢まとめ

2026年衆議院選挙 徳島県 第1区-第2区

2026年衆議院選挙 徳島県 第1区-第2区は、2026年1月27日に告示され、同年2月8日に投開票が行われる第51回衆議院議員総選挙における徳島県内の選挙区情勢を指す。徳島県内には2つの小選挙区が設置されており、1区では自民党、中道改革連合、維新、参政の4氏が、2区では自民党、国民民主党、共産党、無所属の4氏が立候補し、計8名による激しい選挙戦が展開されている。特に2区においては、自民党現職に対し、前知事や自民党県議出身者が挑む「保守分裂」の構図が全国的な注目を集めている。

徳島県第1区の立候補者と情勢

徳島1区(徳島市、小松島市、阿南市など)では、前職2名に元職と新人が挑む混戦模様となっている。前回、自由民主党の公認を得て当選した仁木博文氏が議席維持を狙う一方、中道改革連合から出馬した高橋永氏が激しく追い上げる展開である。日本維新の会の吉田知代氏、参政党の亀井千春氏も独自の支持層を固めており、保守層からリベラル層まで票が分散する傾向にある。

仁木 博文(にき ひろぶみ)

  • 経歴: 医師、元厚生労働副大臣。徳島県阿南市出身。聖マリアンナ医科大学卒業。
  • 趣味・特技: テニス、読書(歴史小説)。
  • 政治的理念: 「命を守る政治」。医師としての経験を活かし、国民の安心・安全を最優先とする。
  • 主張: 医療提供体制の抜本的改革、地方における医師不足の解消。
  • 公約: 社会保障制度の持続可能性確保、感染症対策の強化、子育て世代への医療費支援拡大。

高橋 永(たかはし えい)

  • 経歴: 前衆議院議員。元立憲民主党常任幹事。ソニー社員を経て政治の道へ。
  • 趣味・特技: 料理、キャンプ。
  • 政治的理念: 「中道改革」。極端な偏りを排し、現実的な政策遂行を目指す。
  • 主張: 実質賃金の引き上げ、格差是正、透明性の高い政治改革。
  • 公約: 消費税減税を含む物価高対策、地方のITインフラ整備促進、教育無償化の推進。

吉田 知代(よしだ ともよ)

  • 経歴: 元衆議院議員。元日本維新の会徳島県総支部代表。フリーアナウンサー。
  • 趣味・特技: 朗読、着物の着付け。
  • 政治的理念: 「身を切る改革」。政治家自らが律し、行政の徹底的な効率化を図る。
  • 主張: 徹底した行政改革と規制緩和、地方分権の推進。
  • 公約: 国会議員の定数削減・歳費カット、徳島への企業誘致による雇用創出。

亀井 千春(かめい ちはる)

  • 経歴: 新人。有限会社亀吉製麺役員。参政党徳島県支部副会長。
  • 趣味・特技: 麺作り、神社巡り。
  • 政治的理念: 「子供たちの未来を守る」。食の安全と日本の伝統文化の継承。
  • 主張: 外国人土地取得制限の強化、教育改革。
  • 公約: 有機農業への支援、行き過ぎたグローバル化への対抗、地元産業の保護。

徳島県第2区の動向と「保守分裂」

徳島2区(鳴門市、吉野川市、阿波市、美馬市、三好市など)は、今回の2026年衆議院選挙 徳島県 第1区-第2区において最も注目されるエリアである。12回の当選を誇る自民党の重鎮・山口俊一氏に対し、5期20年にわたり徳島県知事を務めた飯泉嘉門氏が国民民主党公認で立候補。さらに自民党県議だった北島一人氏が無所属で出馬したことで、保守支持層が三分裂する極めて異例の事態となっている。日本共産党の浜共生氏も、野党支持層の取り込みを狙う。

山口 俊一(やまぐち しゅんいち)

  • 経歴: 衆議院議員(12期)。元沖縄・北方担当大臣。青山学院大学卒業。
  • 趣味・特技: 古美術収集、切手収集。
  • 政治的理念: 「地方の底力」。中央とのパイプを活かした地域活性化。
  • 主張: 地方への大規模投資による産業クラスター形成、国土強靱化の推進。
  • 公約: 高速道路網の整備完遂、農林水産業のスマート化支援、拉致問題の解決。

飯泉 嘉門(いいずみ かもん)

  • 経歴: 前徳島県知事(5期)。元自治省(現総務省)職員。東京大学法学部卒業。
  • 趣味・特技: スポーツ観戦、激辛料理の食べ歩き。
  • 政治的理念: 「現場主義」。知事としての実行力を国政で活かす。
  • 主張: 海洋資源開発の推進、デジタル田園都市構想の加速。
  • 公約: 海洋資源開発庁の新設、外国人土地取得規制法の制定、消費税の暫定引き下げ。

浜 共生(はま きょうせい)

  • 経歴: 日本共産党徳島県委員。元党地区常任委員。
  • 趣味・特技: ギター演奏、山歩き。
  • 政治的理念: 「国民が主役の政治」。大軍拡に反対し、暮らしを守る。
  • 主張: 憲法9条の堅持、最低賃金の時給1500円への引き上げ。
  • 公約: 裏金問題の徹底解明、学費半額・入学金廃止の実現、消費税廃止を視野に入れた減税。

北島 一人(きたじま かずと)

  • 経歴: 徳島県議会議員(2期)。元鳴門市議。自民党員であったが無所属で出馬。
  • 趣味・特技: 剣道(教士七段)、バイクツーリング。
  • 政治的理念: 「徳島の覚醒」。古い政治体制からの脱却と新しい保守の確立。
  • 主張: 県民の声を直接国政に届けるボトムアップ型政治。
  • 公約: 徳島2区独自の経済振興策、若者の定住支援策の拡充。

選挙の焦点と地域課題

今回の2026年衆議院選挙 徳島県 第1区-第2区では、物価高騰に対する経済対策に加え、人口減少が進む徳島県における地域活性化策が最大の争点となっている。また、衆議院の役割として、大規模災害に備えた防災・減災対策も急務とされる。2区の激戦の結果は、今後の県内政治地図を大きく塗り替える可能性がある。各候補者は、自身の強みを強調しながら、限られた徳島県の票を奪い合っている。また、今回の選挙では四国ブロックの比例代表制における得票数も、各党の勢力を占う重要な指標となる。投票日まで各陣営の舌戦は続く見通しである。

選挙区 主な候補者 政党 主な経歴
徳島1区 仁木 博文 自由民主党 前衆議院議員、医師
徳島1区 高橋 永 中道改革連合 前衆議院議員
徳島2区 山口 俊一 自由民主党 前衆議院議員、元閣僚
徳島2区 飯泉 嘉門 国民民主党 前徳島県知事