井林 辰憲
井林 辰憲(いばやし たつのり、1976年〈昭和51年〉7月18日 – )は、日本の政治家であり、自由民主党所属の衆議院議員である。2026年2月8日投開票の第51回衆議院議員総選挙において、静岡県第2区(島田市、焼津市、藤枝市、牧之原市、榛原郡)から立候補している。元内閣府副大臣、元環境省大臣政務官を歴任し、国土交通技官としての専門性を活かしたインフラ整備や、地元特産であるお茶の輸出促進、所有者不明土地問題の解決などに尽力してきた。行政実務に精通した実務派議員として知られ、党内では財務金融部会や税制調査会などの要職を務めている。
経歴
井林 辰憲は、東京都に生まれ、京都大学工学部環境工学科を卒業後、同大学院工学研究科を修了した。2002年に国土交通省に入省し、大臣政務官秘書官や沼津河川国道事務所調査第二課長、中部地方整備局地域道路課長などを歴任した。2012年、第46回衆議院議員総選挙に自由民主党公認で静岡県第2区より出馬し、初当選を果たした。以降、連続当選を重ね、第4次安倍内閣では環境省大臣政務官兼内閣府大臣政務官に就任。岸田内閣においては、内閣府副大臣として金融・デフレ脱却・国際博覧会などを担当した。技術者出身の強みを活かし、リニア中央新幹線と大井川の水資源問題や、防災・減税対策において中心的な役割を担っている。
趣味・特技
井林 辰憲の趣味は野球と水泳であり、特に野球は中学・高校時代に野球部に所属していた経験を持つ。現在でも多忙な政治活動の合間にバッティングセンターへ足を運ぶことが息抜きの一つとなっている。スポーツ全般を愛好し、地元開催のスポーツイベントにも積極的に参加している。また、実家が静岡県川根本町で5代続くお茶農家であることから、お茶に対する造詣が深く、好物として焼魚や白米と共にお茶を挙げている。座右の銘は「一意専心」および「一生懸命」であり、何事にも誠実に、全力で取り組む姿勢を信条としている。
政治的理念
井林 辰憲は「生活者ファースト」の視点を政治の根幹に据えている。イデオロギーによる対立よりも、具体的な政策によって国民の暮らしを豊かにすることを優先し、地に足の着いた政治を追求している。また、国土交通技官としての経験から「国土の強靭化」を国家の安全保障の要と位置付け、科学的根拠に基づいた防災・減税政策の推進を重視している。政治は「必要な分野に光を当てるもの」と考え、所有者不明土地問題のような制度の隙間に落ちた課題に対し、立法を通じて解決を図る姿勢を一貫して保っている。
主張・公約
2026年の選挙戦において、井林 辰憲は主に以下の政策を掲げている。
- 物価高騰から国民生活を守るため、食料品に対する消費税率0%の実現。
- 子育て世帯の経済的負担を軽減するため、小中学校の給食費完全無料化。
- 教育の機会均等を目指し、国公立大学の授業料無償化を段階的に進める。
- 定額給付付き税額控除の導入による、低所得者層への直接的な生活支援。
- 所有者不明土地の解消に向けた法整備のさらなる拡充。
これらの公約を通じて、物価高に苦しむ庶民の暮らしを底上げし、経済成長と所得増大を同時に実現することを目指している。
2026年衆議院選挙への動向
2026年2月8日執行の第51回衆議院議員総選挙において、井林 辰憲は静岡県第2区の自由民主党公認候補として、前職の立場から6期目を目指している。今回の選挙は、物価高対策や裏金問題等に端を発した政治不信の中での厳しい戦いとなっているが、井林 辰憲は「批判を真摯に受け止めつつ、実行力のある政策で国と地域を豊かにする」と訴え、支持を広げている。選挙戦では、島田市、焼津市、藤枝市などの志太榛原地域を重点的に回り、地元経済の活性化とインフラ整備の継続を主張している。
主な役職歴
| 期間 | 役職 |
|---|---|
| 2016年 – 2017年 | 環境省大臣政務官 兼 内閣府大臣政務官 |
| 2021年 – 2022年 | 衆議院 財務金融委員会理事 |
| 2023年 – 2024年 | 内閣府副大臣(金融、デフレ脱却担当等) |
| 2025年 – 2026年 | 自由民主党 静岡県支部連合会 会長 |