2026年衆議院選挙 岐阜県第2区 棚橋 泰文(62) 自由民主党|岐阜2区から出馬する自民党・棚橋泰文氏の歩みと政策

棚橋泰文

棚橋泰文(たなはし やすふみ、1963年2月11日 – )は、日本の政治家、弁護士。自由民主党所属の衆議院議員(10期)であり、これまでに科学技術政策担当大臣、食品安全担当大臣、IT担当大臣、国家公安委員会委員長、海洋政策担当大臣、領土問題担当大臣、防災担当大臣、国土強靭化担当大臣などを歴任した。2026年1月公示の衆議院議員総選挙においては、岐阜県第2区から自由民主党公認候補として出馬し、強靭な日本経済の構築と科学技術立国の推進を掲げている。

経歴

棚橋泰文は1963年、岐阜県大垣市に生まれた。父は元通商産業省(現在の経済産業省)事務次官の棚橋祐治である。東京都立西高等学校を経て、東京大学法学部を卒業後、1987年に通商産業省に入省した。同省では機械情報産業局電子政策課課長補佐などを務め、日本の産業政策の最前線でキャリアを積んだ。退官後は弁護士登録を行い、1996年の第41回衆議院議員総選挙に岐阜2区から出馬し、初当選を果たした。以降、同選挙区において圧倒的な地盤を築き、連続10回の当選を重ねている。

政治的理念と実績

政治家としての棚橋泰文は、「強い日本を取り戻す」という信念のもと、特に科学技術振興と危機管理の分野で手腕を発揮してきた。小泉純一郎内閣において、戦後最年少(当時)の41歳で閣僚(科学技術政策担当大臣等)に抜擢された実績を持つ。また、菅義偉内閣および第1次岸田内閣では国家公安委員会委員長として、国民の安全保障と治安維持に尽力した。自民党内では、行政改革推進本部長や司法制度調査会長などを歴任し、党の政策立案において中枢を担う存在である。2024年の総裁選においては、早い段階から高市早苗への支持を鮮明にし、保守本流の政策推進を訴えた。

2026年衆議院選挙における主張と公約

2026年の衆院選において、棚橋泰文は「物価高克服と持続的な賃上げの実現」を最優先課題に据えている。具体的には、エネルギー価格の抑制と、中小企業の生産性向上を支援することで、インフレに負けない経済構造の構築を目指している。また、科学技術政策の専門家として、AIや半導体、量子技術などの戦略分野への投資を倍増させ、日本を再び世界をリードする技術大国へと成長させることを公約としている。岐阜2区においては、地元経済の活性化と防災対策の強化、特に大規模災害に備えた国土強靭化の推進を訴え、有権者の支持を求めている。

主な政策・公約一覧

  • 経済対策:インフレ対策としての財政出動と、持続的な賃上げを実現する経済環境の整備。
  • 科学技術:研究開発投資の拡大によるイノベーションの促進と、若手研究者の育成支援。
  • 安全保障:防衛力の着実な整備と、サイバーセキュリティ対策の抜本的強化。
  • 地域振興:岐阜県のインフラ整備、農業のスマート化推進、および地方創生の加速。
  • 社会保障:子育て世代への直接支援の拡充と、高齢者が安心して暮らせる医療・介護体制の維持。

政治的主張とスタンス

棚橋泰文は、伝統的な価値観を重視する保守的な政治スタンスをとる一方で、テクノロジーによる社会変革には極めて進歩的な姿勢を見せる。皇位継承問題については男系男子による継承維持を支持し、選択的夫婦別姓制度については、慎重な議論が必要であるとの立場から、旧姓の通称使用拡大を優先すべきとしている。外交・安全保障面では、日米同盟を基軸としつつ、日本の自律的な防衛体制の構築を主張している。財政政策に関しては、財政再建よりも景気浮揚のための投資を優先する積極財政派としての側面が強い。

項目 詳細
氏名 棚橋泰文(たなはし やすふみ)
生年月日 1963年2月11日
出身地 岐阜県大垣市
選出選挙区 岐阜県第2区
所属政党 自由民主党(麻生派)
主な職歴 通商産業省職員、弁護士、衆議院議員
閣僚経験 科学技術担当相、国家公安委員長、防災担当相 等

趣味・特技

棚橋泰文の趣味はテニスと読書である。学生時代からスポーツに親しみ、多忙な議員活動の合間を縫ってコートに立つことで心身のリフレッシュを図っている。読書においては歴史書や科学技術に関する専門書を好み、広範な知識が政策立案の糧となっている。また、特技としては弁護士資格を保持していることから、論理的思考と緻密な議論構築を得意としており、国会審議においてもその法的素養を活かした鋭い質疑で知られている。座右の銘は「至誠天に通ず」であり、誠実な政治姿勢を貫くことを信条としている。

人物評

党内では「政策通」として知られ、特にITや科学技術に関する知見はトップクラスと評価されている。官僚出身らしい実務能力の高さと、弁護士としての論理性を兼ね備えており、困難な法案の調整役としても重宝される存在である。地元・岐阜県第2区では、父の代からの強固な後援会組織を背景にしつつも、自らマメに選挙区を歩くドブ板選挙を厭わない姿勢が、幅広い世代からの支持につながっている。2026年の選挙戦においても、その経験と実績を武器に、保守王国の重鎮として盤石の戦いを進めている。今後の自民党内におけるさらなる要職への登用も期待される一人である。