2026年衆議院選挙 北海道第12区 武部 新(55) 自由民主党|地盤継承し農林水産分野で存在感示す前職

武部新

武部新(たけべ あらた)は、日本の政治家であり、自由民主党所属の衆議院議員である。2026年1月に実施される第51回衆議院議員総選挙において、北海道第12区から立候補している。これまで農林水産副大臣、環境大臣政務官、内閣府大臣政務官などを歴任し、主に一次産業の振興や過疎地対策、離島振興といった地域課題の解決に注力してきた。父は元自由民主党幹事長の武部勤であり、地盤を継承しつつも独自の実務能力と政策立案力を発揮し、オホーツク・宗谷地域の発展を牽引している。本記事では、武部新の経歴や政治理念、2026年選挙に向けた公約について詳述する。

経歴

武部新は1970年(昭和45年)7月20日、北海道斜里郡斜里町に生まれた。北海道立札幌南高等学校を経て、早稲田大学法学部を卒業。その後、日本興業銀行(現在のみずほフィナンシャルグループ)に入行し、金融実務に携わった。2003年には米国シカゴ大学公共政策大学院にて修士号を取得し、帰国後は父・武部勤の公設秘書を務め、政治の現場で研鑽を積んだ。2012年の第46回衆議院議員総選挙に北海道12区から立候補し初当選。以降、連続5回の当選を重ねており、党内では農林部会長や副幹事長などの要職を歴任した。特に「新過疎法」や「鳥獣被害対策法」の制定・改正に尽力し、現場主義を貫く政策通として知られている。

趣味・特技

武部新の趣味はスポーツ全般であり、特に剣道は2段の腕前を持つ。心身を鍛錬する武道の精神を政治活動の根幹に置いており、粘り強く交渉に当たる姿勢にその影響が見て取れる。また、大の愛犬家としても知られ、愛犬「マロン」との散歩が日課であり、多忙な政治活動の中での癒やしの時間となっている。好きな食べ物はラーメン、いずし、牛乳と、地元北海道の豊かな食文化をこよなく愛している。座右の銘は、論語に由来する「信なくば立たず」であり、有権者との信頼関係を第一に考える政治姿勢を体現している。

政治的理念と主張

武部新は「地方の活力こそが日本の国力の源泉である」という信念を一貫して掲げている。特に北海道12区のような広大な農山漁村を抱える地域において、一次産業の持続可能性を確保することは国家安全保障の観点からも不可欠であると主張している。政治的スタンスとしては、保守本流の立場を取りつつも、デジタル技術を活用した地方創生や、カーボンニュートラル実現に向けた森林資源の活用など、時代の変化に対応した柔軟な政策提言を行っている。また、北方領土問題の解決に向けた元島民の支援や、隣接する環境省所管の国立公園の保護と活用の両立にも強い意欲を示している。

2026年衆議院選挙における公約

2026年の総選挙に向け、武部新は「力強い地域経済の再生と、安心・安全な暮らしの継承」を主柱に据えている。具体的な公約として以下の項目を挙げている。

  • 食料安全保障の強化:農林水産予算の拡充を通じ、スマート農業の推進と担い手育成を加速させる。
  • 過疎・離島対策の深化:新過疎法を活用し、交通インフラの維持と遠隔医療・教育のデジタル化を推進する。
  • 防災・減災対策の徹底:オホーツク・宗谷地域の厳しい気象条件に対応した道路整備および港湾の機能強化を図る。
  • 水産資源の保護と輸出拡大:農林水産省との連携により、ALPS処理水放出に伴う風評被害対策の継続と新規市場の開拓を支援する。

北海道第12区と地域活動

北海道第12区は、北見市網走市、稚内市、紋別市を含むオホーツク・宗谷全域を管轄する日本最大の選挙区である。武部新はこの広大なエリアを隅々まで歩き、現場の声を政策に反映させる「歩く政治」を実践してきた。地域の課題は多岐にわたるが、近年は特に人口減少に伴う労働力不足や、地球温暖化による漁獲対象種の変化への対応が急務となっている。武部新は地元の首長や各種団体と密に連携し、国の予算を適切に地域へ導くパイプ役として、住民からの厚い信頼を得ている。

氏名 武部新(たけべ あらた)
生年月日 1970年7月20日(55歳)
所属政党 自由民主党
主な経歴 農林水産副大臣、衆議院法務委員長