伝動軸|回転力を伝えるための軸

伝動軸

伝動軸とは、回転力を伝えるためので、回転しながらねじりモーメントによって仕事を伝達する。しばしば伝動軸軸受歯車に圧入し、伝動軸とともに回転する。回転とともに大きなトルクがかかるため、鋼、アルミ、チタン、カーボンなど強度の高い材質が使われる。動力はトルク×角速度で表される。

動力

動力(単位あたりの仕事)はトルクT×角速度ωで表されるため、どちらかを大きくすることで大きな動力を得ることができる。動力の単位は、W(SI単位系)で表される。

角速度

伝動軸の径

伝動軸の軸径は、動力のみを考えた軸の径とねじれを考えた軸の径を計算し、大きいほうに基づいて計算するとよい。また、多くの伝動軸はキー溝や段差などが入っており、強度低下や応力集中が発生することを視野に入れなければならない。(参考:軸の強さと軸の直径

伝動動力、回転数、軸径の関係

中実軸

中空軸

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