長江文明|黄河文明と並ぶ古代中国で栄えた文明

長江文明

長江文明は、前4000年以前、黄河文明と並ぶ長江流域で起こった文明である。新石器文明から青銅器文明の時代にわたる特徴をもつ。農耕では稲作が中心となった。

長江(揚子江)

長江は、中国第一の大河である。チベット高原に発し中国中央部を流れ、東シナ海に注ぐ。中下流域に、真時期に、水稲耕作に基づく新石器文化が存在していたことが確認されている。

河姆渡遺跡

河姆渡遺跡(かぼといせき)は1973~74年に発掘された浙江省余姚県の遺跡である。前5000年頃~前3000年頃の新石器文化初期の遺跡である。高床式の木造住居跡や土器(彩陶・黒陶)とともに、大量の稲殺が出土し、大規模な水稲栽培がおこなわれていた。仰韶文化と同時期に繁栄したと考えられている。

良渚文化

良渚文化は、前3300年頃ー前2200年頃、長江下流域で近江省を中心に展開された新石器文化である。1930年代から発掘が始まり、祭祀に使用されたと推測される多くの玉器(軟玉と呼ばれる一種の宝石からつくられる装飾品)が出土している