発達段階
発達段階とは、人間が幼児から成人へと発達する過程を、いくつかの段階に分類したもの。エリクソンは、人生を八つの発達段階に分けたライフサイクル(人生周期)を説き、乳晃期·幼晃期·见童期·学童期·青年期·成人期・壮年期・老年期に区別した。自我は、それぞれの発達段階において達成すべき発達課題を与えられ、それをこなすことで次の発達段階へと成長していく。
発達課題
発達課題は、人間が幼児期から成人期へと成長していく発達段階において、次の段階へ成長していくために達成するべき課題。エリクソンによれば、青年期の発達課題は、「自分とは何か」という問いに答えて、自分のアイデンティティ(自我同一性)を確立することである。アイデンティティの確立に基づいて、成人期において職場や家庭での他者との親密性が形成され、安定した人間関係を築くことができる。