地質年代|始生代から新生代まで,人類の誕生

地質年代

地質年代は、地層の重なり具合をもとに、地球の歴史約46億年を古い順に始生代・原生代・古生代・中生代・新生代に大別する。そのうち、始生代・原生代が約88%を占めているが、約6億年前の生物の出現後は、その進化に基づき、古生代・中生代・新生代に大別する。人類の出現は、450万年ほど前の地質学的には新生代・第四紀・洪積世の初め頃に出現した。

地質年代
地質年代

目次

始生代

始生代は、26億年以上前で無生物時代である。

原生代

原生代は、8.5億年前で下等動物が発生した時代である。

古生代

5億年前から2億年前で、このころから生物が出てくる。無脊椎動物、魚類、両棲類が段階的に現れてきたと言われる。

中生代

2億年前から6000万年前の時代で、爬虫類が反映した時代である。

新生代

地質年代による区分の中でもっとも新しい時代で、約6500万年前から現在まで。これはさらに古い順に第3紀と第4紀に分けられ、人類は第3紀の末頃出現した。

新生代 第3紀

新生代の前期。約6500万年前から約180万年前までで、恐竜の死滅後、哺乳類号にの活動がさかんになった時代である。この末期に人類の祖先が生まれた。

新生代 第4紀

新生代の後期。約180万年前から現代までの時期。これはさらに古い順に、更新世(洪積世)に分けられる。

新生代 更新世(洪積世)

第4紀の前期(大半を占める)で、約180万年前から約1万年前まで。水河時代にあたり、4回の水河期と3回の間氷期があった。ほぼ考古年代の旧石器時代にあたる。最初の人類はこの時期の初期100万年前ほどに現れた。東アフリカのアウストラロピテクスと呼ばれる猿人が出現し、すでに二足で歩行し、自由になった手で簡単な道具を用い、小規模な狩猟・漁労を行っていた。

新生代 氷河期(氷期)

寒帯から温帯にかけて、地球が広く氷河におおわれた寒冷な時期。第4紀に4回あった。50万年ほど前の第1間氷河期には、ジャワで発見されたジャワ原人(直立猿人)や、中国北京郊外の周口店で発見された北京原人がいる。(原人
第2間氷河期にはには、南ドイツでハイデルベルク人が発見されている。石製のハンド=アックスやスクレーパーをつくり、狩猟を生業とし、北京原人は火を使用した。北京原人の知脳は現在の3歳児程度とされるから、言語も使われるようになったと言われている。(参考:原人)第3間氷期には、ヨーロッパ・北アフリカのネアンデルタール人が出現した。ネアンデルタール人は、旧人といわれ、30万年ほど前にあらわれたのだが、機能に応じた形態の石器がつくられ、埋葬も行われており、宗教ももったといわれている。これらの人類は現在の人類であるホモサピエンスとは異なり、絶滅した。原生人類(古生人類)と呼ばれている。

ネアンデルタール人
ネアンデルタール人

新人の出現

8万年ほど前にはクロマニヨン人が現れた。クロマニヨン人は新人といわれ、現生人類で、現在のわたしたち(ホモサピエンス)と同様である。クロマニョン人はアフリカからヨーロッパ各地に渡ったとされる。集団で狩猟を営んで動物の肉は貯蔵されるようになった。丘の上に村落もつくられている。洞窟に壁画を残している。クロマニヨン人からホモサピエンスにつながるかどうかは未だ不明である。

新生代 間氷期

間氷期とは、氷河期と水河期の間の、気候が比較的温暖になった時期で、氷河は高緯度地方に後退した。

新生代 完新世(沖積世)

第4紀の後期には、完新世(沖積世)と呼ばれ、約1万年前から現在まで続いている。気候や水陸の分布、動植物の様子が現在とほぼ同一になった。

新生代 後氷期

後氷期とは、完新世のことで第4水河期が終わり温暖化したことから、このようにも称される。


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