名誉革命 1688-1689
名誉革命とは、1688年のイギリスで王政復古後のジェームズ2世の専制政治を倒し、議会制民主主義を確立した市民革命。王に男子が生まれたため、議会はジェームズ2世の娘目ありとその夫であるオランダ総督ウィレムを国王として招き、ジェームズ2世は、フランスに逃亡した。流血や大きな混乱もなく、政変が進行したことから名誉革命と名付けられた。進行した89年に「権利の宣言」。それを法制化した「権利の章典」が定められ、「王は君臨すれども統治せず」という伝統に基づく。議会中心の立憲君主制が確立された。