公差等級|IT基本公差,はめあい

公差等級

穴や軸の基準寸法において、いくつかの定まった公差が与えられている。その大小の段階を公差等級という。国際規格ISOにおいって、等級にはIT基本公差(ISO Toleranceの略)が用いられる。例えば、IT7のようにITという文字とそれに続く数字によって指定される。なお、公差等級が基礎となる寸法許容差を表す文字と結合して、公差域クラスを形成している場合には、例えば、H7/h7のようにITという文字を省略して表現される。

3150mmまでの基準寸法に対する公差等級IT(JISB0401-1 1998)

3150mmまでの基準寸法に対する公差等級IT(JISB0401-1 1998)

公差域

穴の公差域の位置は、AからZCまでの大文字記号で表し、軸の公差域の位置はaからzcまでの小文字記号で表す。穴を基準としたはめあいを穴基準はめあい、軸を基準としたはめあいを軸基準はめあいという。

穴の公差域

穴の公差域は、最小許容寸法が基準寸法と一致するものをHと定め、K、M、N、P………の順に最大許容寸法が基準寸法より小さくなって穴は小さくなり、G、F、E………の順に最小許容寸法が大きくなって穴は大きくなる。

軸の公差域

軸の公差域はは、穴と反対で最大許容寸法が基準寸法と一致するものをhと定め、k、m、n、p………の順に最小許容寸法が基準寸法より大きくなって軸が太くなり、g、f、e………の順に最大許容寸法が基準寸法より小さくなって軸が細くなる。

寸法許容差の公差域(JIS B 0401-1 1998)

寸法許容差の公差域(JIS B 0401-1 1998)

タイトルとURLをコピーしました