ムセイオン
ムセイオンとは、学芸の女神「ムーサ」(Muse)たちを祭る場所の意で、博物館(museum)の語源となった。ホメロスを筆頭に多くの古代ギリシアの文献が集められた。現代に残されているギリシアの古典の多くは、アレクサンドリアの学者たちの校訂をへて伝えられている。
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プトレマイオス朝エジプト
プトレマイオス朝エジプトでは、王族が学問に親しんだため、大規模なムセイオンを作った。そのためここに各地から学者が集まるようになり、学問や科学的研究がすすみ、特に文献学、天文学、自然科学が発達した。
リュケイオン
ムセイオンと同様の施設でアリストテレスが作ったリュケイオンがある。