チョーラ朝
チョーラ朝は、南インド半島東南端のタミル地方に起ったドラヴィダ系タミル人の王朝である。前3世紀頃から知られ、後3世紀に東西の海上貿易で最盛期を迎えた。チョーラ朝はスリランカを征服し、一時ガンジス川流域にまで兵を進めた。また11世紀初めに南海貿易を有利に導くため東南アジアのシュリーヴィジャヤにまで遠征し、中国にも使節を派遣している。しかし、12世紀には衰えはじめ、13世紀後半に周辺諸国の攻撃をうけて滅んだ。
チョーラ朝は、南インド半島東南端のタミル地方に起ったドラヴィダ系タミル人の王朝である。前3世紀頃から知られ、後3世紀に東西の海上貿易で最盛期を迎えた。チョーラ朝はスリランカを征服し、一時ガンジス川流域にまで兵を進めた。また11世紀初めに南海貿易を有利に導くため東南アジアのシュリーヴィジャヤにまで遠征し、中国にも使節を派遣している。しかし、12世紀には衰えはじめ、13世紀後半に周辺諸国の攻撃をうけて滅んだ。